「うなぎクイズ」チャレンジ
あなたの「土用の丑の日」の理解度はどのぐらい?クイズに挑戦して、レベルをチェック!

これまでの取り組み

2023年の丑の日は、7月30日。
この日にうなぎを食べるご家庭は多いことでしょう。
でも、そのルーツ、知っていますか?
調べたところ、うなぎが絶滅危惧種なのを知っている人は約68%、
しかしその理由までくわしく理解している人は約17%しかいませんでした。
(※1 ネットアンケート調べによる)

うなぎの過去と今を正しく理解して、うなぎの未来を守りながら、
今年も「土用の丑の日」を楽しみませんか。
※1 〈調査概要〉
調査時期:2019年6月29日~7月1日
調査対象:300人(全国の20~49歳)
「うなぎが絶滅危惧種に指定されている事を知っていますか?」に「知っている」と答えた方が約68%。その方に、「絶滅危惧種に指定された理由は、天然うなぎの漁獲量の減少ですが、その「減少原因」を知っていますか?」に「人に説明できる程度に知っている」と答えた方が約17%。
今年土用の丑の日は、7月30日。
この日にうなぎを食べるご家庭は
多いことでしょう。
でも、そのルーツ、知っていますか?
調べたところ、うなぎが絶滅危惧種なの
を知っている人は約68%、
しかしその理由までくわしく理解している人は
約17%しかいませんでした。
(※1 ネットアンケート調べによる)
うなぎの過去と今を正しく理解して、
うなぎの未来を守りながら、
今年も「土用の丑の日」を
楽しみませんか。
※1 〈調査概要〉
調査時期:2019年6月29日~7月1日
調査対象:300人(全国の20~49歳)
「うなぎが絶滅危惧種に指定されている事を知っていますか?」に「知っている」と答えた方が約68%。その方に、「絶滅危惧種に指定された理由は、天然うなぎの漁獲量の減少ですが、その「減少原因」を知っていますか?」に「人に説明できる程度に知っている」と答えた方が約17%。
うなぎを食べる歴史は
2000年前から?
縄文時代の貝塚から、うなぎの骨が発見されています。縄文時代は、今から16000~2300年前。つまり、人類は数千年前からうなぎを食べていたのです。ちなみにお米は、3000年前から食べられていたと言われてます。そして「土用」というのは、もともと中国の思想「陰陽五行説」で、季節の変わり目をさす言葉でした。
日本には、夏は栄養のあるものを食べて、元気に過ごす文化が昔からありました。そして江戸時代。あるうなぎ屋さんが「夏に売れないうなぎをどうにか売りたい」と発明家の平賀源内に相談しました。源内は「本日、土用の丑の日」という看板を出す提案をしました。丑の日に「う」から始まる食べ物を食べる風習があったのです。源内の企画は成功し、現代でも夏にうなぎを食べる文化が続いています。
ウナギは毒がある?
うなぎには、ビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)などいろんな栄養素が含まれています。
特にビタミンAは1匹で大人が1日に必要とする量を超えるほど!
ビタミンAは、皮膚や粘膜のうるおいを保つなど体にも美容にもよい成分です。またビタミンAは単体で摂るよりも、油と一緒に摂ると吸収されやすい性質があります。うなぎは、アクティブに体を動かす時季にぴったりの食材です。
そんなうなぎですが、実は毒を持っているのはご存知ですか?うなぎの血液に含まれるイクチオヘモトキシンという成分が、口に入ると下痢、嘔吐、発疹などを引き起こすと言われています。しかし、この毒は60℃5分の加熱で毒性を失うそうなので、普通に食べる分には食中毒を起こす心配はありません。うなぎの刺身がないのも納得ですね。
うなぎは2000kmを旅する
バックパッカー
うなぎの生態はわからないことが多く、様々な研究チームが今も調べている真っ最中です。
しかし近年になって、日本の研究チームによる調査の結果、産卵場所を特定し、生まれた仔魚(しぎょ※2)がどんなルートで海流に乗って日本近海まで戻ってくるのかを明らかにすることができました。
うなぎの生まれる場所は、日本から2000km以上離れた、太平洋のマリアナ海域。そこでふ化して卵黄を持つ「プレレプトセファルス」、エサを食べ始める「レプトセファルス」、そして変態して「シラスウナギ」となり、東アジア近海へと向かいます。
シラスウナギは河川などで五年~十数年かけ成長し、体がいぶし銀様に光る「銀ウナギ」となって、マリアナ海域に戻り、産卵して一生を終えます。
しかし成長した銀ウナギが、川から産卵場所の海にどのようにわたるのか、未だだわかっておらず謎だらけです。
まるで国境を越えて国内外を気の向くままに旅するバックパッカーのよう。
(※2 魚の幼生のこと。ふ化してすべてのひれが完成するまでを指す。)
うなぎってなぜ絶滅危惧種?
うなぎは世界中で19種・亜種が確認されています。そのうちの1種であるニホンウナギ(標準和名)は、2013年環境省の「絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト(レッドリスト)に掲載されました。
それは日本における天然のうなぎの漁獲量が、急激に減少したためです。
天然のうなぎの漁獲量は、1961年の3,387トンをピークに、1979年に1,923トン、2000年には765トン、2013年には135トン、そして2019年には66トンと減少し続けています。
※「内水面漁業生産統計調査」(農林水産省)
(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/naisui_gyosei/)を加工して作成。
食べちゃダメなの?
ニホンウナギはレッドリストに掲載されましたが、食べることを規制していません。
また、私達が食べているうなぎのほとんどは養殖です。しかし、養殖は卵から育てているのでは無く、海や河口域で天然のシラスウナギを採捕し、これを池で育ててから出荷しています。つまり、天然の資源を利用しています。減り続けるうなぎをこのまま食べ続けるといずれ食べられなくなる日が来るかもしれません。
減った原因と人工的に増やせない理由について、うなぎを研究している望岡先生に伺いました。
望岡先生は、九州大学の農学博士。
主にウナギ目魚類の生活史の解明をめざし、さまざま方法で研究しています。
専門家の声
九州大学水産増殖学研究室 望岡典隆 准教授・農学博士
うなぎが減少している原因については、大きく3つあると考えられています。
1つめは、海洋環境、海流の変化
2つめは、過度の漁獲
3つめは、生息環境の劣化と減少
そして人工的に増やせない理由は、「シラスウナギ量産」の難しさにあります。
人工のシラスウナギを親にして、次の世代の仔魚をふ化させる完全養殖は、2010年に世界で初めて達成し、天然資源に依存しないうなぎの養殖を可能としました。しかし、シラスウナギの大量生産には至っておらず、さらなる技術開発が必要な状況です。
選んで食べて
「ささエール」しよう!
うなぎは今、その現状に対してアクションが必要です。Oisix(おいしっくす)、 らでぃっしゅぼーや、大地を守る会が販売するうなぎ商品を購入すると、1点あたり25~50円が基金として積み立てられます。また、ささエール基金だけの販売も大地を守る会では行っています。
専門家の声
九州大学水産増殖学研究室 望岡典隆 准教授・農学博士
うなぎが減らないように、私たちができることのひとつに、うなぎが成長しやすい河川の環境を整えることがあります。
集まった基金は、うなぎの隠れ家になる「石倉カゴ」の設置やうなぎの放流手法の開発に活用します。設置することで、うなぎの生息場所を保全することがあります。うなぎは隠れ場所が必要な魚ですが、空隙のないコンクリートで護岸化されると隠れ場所が減少します。そこで、そのような場所に「石倉カゴ」を設置することで天敵から身を守る場所ができ、また、うなぎのエサであるカニやエビなどが増えることが期待できます。
また、近年の研究で大きく育ったうなぎよりも、小さい稚魚の段階で放流すると環境に適応しやすいことがわかってきています。毎年秋頃には、研究室で天然餌料で育てた5g以下の稚魚を「石倉カゴ」を設置した川(汽水域)に放流する取り組みも行っています。
放流する稚魚には個体識別できる工夫を施し、モニタリングを継続することで、効果的な放流手法開発の研究に役立てます。
大切に育て、
必要な分だけ
ムダが出ず必要な分だけお客様の手元に届くように、予約受注を中心に販売しています。
また、賞味期限が長い冷凍食品のみの取り扱いです。
ムダが出ず必要な分だけお客様の手元に届くように、予約受注を中心に販売しています。
また、賞味期限が長い冷凍食品のみの取り扱いです。
生産者の声
松元養鰻 松元 博明さん
うなぎの稚魚も人間と同様で、毎年状態が異なりますし、またストレスがたまると体によくありません。病気などで一度薬剤を使ってしまうと、自己の免疫力が落ちて、さらに強い薬を与えることになってしまいます。そうならないように、いかに元気に育つか、寝てる時以外は365日、うなぎのことを考えています。この大切に育てたうなぎを、大切に召し上がっていただけたら嬉しいです。
みんなで楽しめる「う」ご飯
みんなで楽しめる
「う」ご飯
少ないうなぎをより楽しめるように
「うなぎの炊き込みごはん」や、ひつまぶしなど、
うなぎを少量でも楽しめる工夫をしています。
少ないうなぎをより楽しめるように「うなぎの炊き込みごはん」や、ひつまぶしなど、うなぎを少量でも楽しめる工夫をしています。
うなぎに匹敵する
美味さの丼ぶりたち
「さんまの丼ぶり」
宮城県産のさんまをじっくりと焼き上げ、
特製の無添加かば焼きタレで仕上げています。
「穴子の丼ぶり」
長崎県対馬近海で水揚げした肉厚な穴子を
特製ダレでふっくら煮つけています。
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