STORY

Oisix ra daichiの歴史

2017年10月、オイシックスと大地を守る会は経営統合し、「オイシックスドット大地」として生まれ変わりました。そして2018年7月には「オイシックス・ラ・大地株式会社」へ社名を変更し10月にはらでぃっしゅぼーやと経営統合しました。

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  • DAICHI wo MAMORU KAI

「いのち」と「環境」を次世代に伝えたい

らでぃっしゅぼーやは「持続可能(サスティナブル)な社会の実現」を理念にかかげた環境NPOを母体に誕生した。1988年の創業以来、安全でおいしい食品や環境にやさしい商品の提供を通じ、安心できる食品流通の発展と有機農業や環境保全型農業の拡大を目指してきた。 “らでぃっしゅぼーや”というブランド名は、ラディッシュという荒地でも良く育つ生命力をもった野菜、そのラディッシュはRadixという物事の根源を指すラテン語が語源であること、そして、ぼーや は未来を担う子どもたちを意味しており、次世代へ物事の根源である命をよりよく伝えていきたいという願いがこめられている。

国内初の食品戸別宅配ブランド誕生

らでぃっしゅぼーやの母体は環境NPO「日本リサイクル運動市民の会」である。当時の日本は高度経済成長期。大量消費、大量廃棄が社会問題となっていた。会のメンバーは、ものを大事にすること、資源を大切に使うことや環境保全を社会に啓発するため、市民運動というかたちで不要品を個人で売り買いできる「フリーマーケット」を国内各地で開催し根付かせた。
さらに、誰もが参加・共感できる新たな活動を模索し、誰もが毎日行う「食」をテーマに、有機・低農薬農産物の生産と消費の輪を広めることが環境保全活動の一環になるという考え方に基づいて、1988年、会員制の有機農産物宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」が発足。旬野菜のおまかせセット『ぱれっと』を開発し、会員制戸別宅配事業がスタートした。食品の戸別宅配は国内初であった。

安心・安全と本物のおいしさ

有機・低農薬野菜をもっと広めたいという想いと、日常の食生活に根付くよう利便性を高めるため、商品ラインナップを拡充。安心・安全を追及し、トレースが明確な畜産品、水産品、加工食品、そして環境に配慮した日用品の取り扱いを開始した。当時はまだ入手が難しかった、非遺伝子組み換え飼料で育てた乳牛の生乳、自然に近い形の放牧飼育で育った豚、平飼いで育った鶏が産んだ卵などの販売が続々始まった。
お客様に、より安全で安心できる商品を提供するために独自の商品取扱基準RADIXを制定。「つくる人(生産者)」「食べる人(お客様)」の間に立ち、顔と顔の見える関係性づくりを大事にし、積極的に情報を公開、事業を展開していった。

社会課題の解決に繋がる商品、サービスを提供

2008年、株式上場。社会貢献につながる多くの取組みやサービスをリリースした。有機・低農薬野菜のおまかせセット『ぱれっと』、家庭の生ゴミを資源化する循環システム『エコキッチン倶楽部』や食育教室『こども赤かぶ塾』、伝統野菜や珍しい野菜100種類を選定し販売する企画『いと愛づらし名菜百選』は、社会課題を消費者とともに解決するシステムが評価され、それぞれグッドデザイン賞を受賞している。
エコ、スローライフといったことが社会に根付くとともに、らでぃっしゅぼーやの提案する商品や企業活動に共感いただくお客様が増えていった。

サービス基盤の拡充

創業後5年の間には物流拠点を広く拡大した。関西(大阪府東大阪市)、北海道(札幌市)、中部(愛知県一宮市)、神奈川(神奈川県座間市)に続き、2012年には東北(宮城県仙台市)に配送や営業の拠点を開設し、全国の都市部に広く展開するようになった。 
また、同年には現在のウェブサイトの前身となる『eらでぃっしゅ』事業を開始。カタログと申込用紙による注文から、現在のPCやスマートフォン注文の基盤を作り、大きなステップを踏んだ。

よりよい商品を多くの方へ

らでぃっしゅぼーやらしい独自の商品開発や、より使いやすいサービスを目指す。2013年『チカラある野菜』シリーズという、風土、気候、品種に技術を掛け合わせた、格別に味の良い野菜を生産者と開発。現在も商品展開を広げている。 2014年には保育園施設への食材卸事業をスタート。販売だけではなく管理栄養士による献立提供や栄養相談もサービス展開するなど、新たな挑戦を続けている。

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